「Hearthstone(ハースストーン)」とは？こんなゲームだ！Blizzard初のカードゲームはシンプルだけど戦略性が高いぞ！
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「Hearthstone(ハースストーン)」とは？
「Hearthstone(ハースストーン)」とは、『ディアブロ』『ワールドオブウォークラフト』など世界中でプレイされている人気ゲームを開発するアメリカの企業「Blizzard」が提供する初の対戦型カードゲームです。
ハースストーンは、ウォークラフトシリーズとして位置付けられたタイトルとなっており、ウォークラフトの世界観を背景に作られ2014年3月11日にリリースされた。
2015年に世界中で2500万アカウントを超えていて、2014年には世界大会が開催されており優勝者には$10万（約1,000万円）の賞金が与えられたことでも話題となった。
Windows, OS X 2014年 3月11日リリース
iPad 2014年 4月16日リリース
Windows 8 2014年 8月6日リリース
Android タブレット 2014年 12月15日リリース
iPhone, Android (スマートフォン) 2015年4月14日リリース
ゲームの内容や遊び方は？
「Hearthstone」は，30枚でデッキを構成し，相手プレイヤーと戦うゲームとなっている。
ミニオン（モンスターなどのユニット）や、スペル（魔法）、武器カードなどを駆使して互いのプレイヤーの分身となる「ヒーロー」のHPを削り合い，先に相手のHPを0にすれば勝ちといったものでルールは非常にシンプル。
1試合にかかる時間は5分～10分程度と短めなので、トイレにいっている間やちょっとした休憩時間など隙間時間で手軽にプレイできるて非常に遊びやすくなっている。ただしこのテンポの良い試合サイクルゆえに辞めどきが難しく、いつの間にか時間が経過しているというほどハマってしまうので注意が必要だ。
ハマってしまうもう一つの理由として、短時間でサクサク遊べる手軽さがありながら、試合の中身は非常に濃くお互いの戦略と戦略のぶつかり合う頭脳プレーによる逆転劇が、この短い時間に繰り広げられるのが最大の魅力と言えるのかもしれない。
カードゲームで有名なものに「マジック：ザ・ギャザリング」があるが大まかなルールはそれに近い。
しかしプレイヤーがカードを利用する際に消費マナの扱いがマジックザギャザリングとは異なっている。
マジックザギャザリングでは、「土地」と呼ばれるカードがマナの役割となり、手札から使用する必要があるのだが、ハースストーンでは、毎ターン1ずつマナが増えていく仕様になっている（１０ターン目のマナ１０がMAX）。
つまりハースストーンでは基本的にマナの量で相手と差が開くことがなく（一部カードの能力でマナの増加方法は存在するが）、マナ消費の多い高コストのカードが使えるタイミングも大体同じになるため、低コストのカードの重要性もより高くなっている。
特徴の異なる９人のヒーローがデッキ個性を生む
ハースストーンで最も大切なのが“ヒーロー”の存在。
スペルカードコンボで叩き潰す「メイジ」、自らの体力を削りながら大ダメージを狙う「ウォーロック」、強力な武器カードと強固なアーマーで相手ヒーローを直接狙う「ウォーリアー」など，現在9人のヒーローが用意されている。
プレイヤーがデッキを作る時にはまずヒーローを1体選び、そのヒーローだけが使用できる専用のカードと全てのヒーローが利用できる「Neutral」カードを組み合わせてデッキを編成する。
ヒーローの体力は全て共通で「30」となっている、また共通で消費マナ2でヒーローパワーと呼ばれるヒーロー固有の能力を発動することができる。
ヒーローパワーには、自分の防御力を高めるものや盤面に配置されたミニオンの攻撃や体力回復など各ヒーロー毎に能力後異なる点も戦略や対戦時の相性に影響する。
各ヒーローの特性を把握して、どのような手順で相手を沈めるのが良いのかをイメージして、デッキ編成を行っていくのが面白い。
単純に強い（マナ消費が多い）カードばかりを集めても、序盤には利用することができず、場に出す前に相手にやられてしまうということになりかねないので、各マナ消費帯のカードをバランス良くデッキに入れるのがポイントだ。
カードの能力熟知して一発逆転を狙え！
カードには様々な能力が用意されていて、このカード能力特性を活かしてデッキを組み立てることにプレイヤースキルが見られて面白い。
例えば「HPを２倍にする」という能力を使用した後に「攻撃力をHPと同じにする」という効果のカードを使用してとんでもない攻撃力あげることや、「攻撃を受けると攻撃力アップ」という能力を持つ自軍のミニオンに対して「攻撃力の低いスペル」をわざと当てて攻撃力をアップさせるという攻め方などがある。