HS公式情報:「旧神のささやき」新カード – ヤシャラージュ・ルポルタージュ
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永劫の微睡から目覚めし古代の邪悪がその触手を広げ、はかなき定命の者たちに災厄の濁流をもたらす。ハースストーン最新拡張版:「旧神のささやき」! さて、今回もさらに深く掘り進めて、触手の向こう側にある意思について調べてみようじゃないか。
今週は、凶大なる旧神ヤシャラージュについて紐解いていこう。この旧神を前にすれば、七つの頭は一つの頭よりも優れてるってことを思い知ることになるだろう。
偏屈者のヤシャラージュ
業界でも最大の旧神であるヤシャラージュは、かつてアゼロス史上最大の版図を誇った帝国の頭を張っていた。この壮絶に冒涜的な存在は政治闘争向きの頭を持っており、狂信的に従う下僕の大軍団を作り上げた。他の旧神たちですら一目置いてたもんさ!
だが絶大な権力があっても――そして絢爛たる神聖都市を支配していても――頭に来るような問題が起こった。自分の体が細切れにされてあちらこちらにバラまかれ、薄汚い定命のウジ虫どもが心臓を珍獣みたいに見世物にしてたら、そりゃあ誰だって頭に来るだろう?ヤシャラージュはそんな苦痛に満ちた過去を経験しているせいで、すっかり頭の固い憂鬱な旧神になっちまったんだ。その(最期の)息の臭さ(*1)といったら、みんなが部屋から逃げ出すどころか、大陸中からいなくなっちまうほどだ! 口臭のケアや身だしなみは酷いもんだが、ヤシャラージュは人の心をつかみ、従わせるのはお手の物だ。鋼のような意志の持ち主でさえ、ヤシャラージュが戦場にいれば、助太刀するため後を追わずにはいられないのさ。
ヤシャラージュの烙印
ドルイドのミニオンなら誰だって、史上最強の旧神に紋様を彫ってもらうことに憧れるもんさ。ヤシャラージュは春の新作を早く披露したくてウズウズしてるんだ。美しさは罪、ゆえに罰を伴うもの。だが辛苦に耐えた背中には、極上のワルに相応しい眼球と触手のアンサンブルが宿るのさ。おうおうおう、目ん玉かっぽじってようく見やがれぃ!
古代の先遣者
ヤシャラージュのような旧神は、鳴り物入りの壮大な登場シーンが好みだ。その音頭を取るのに誰より相応しいのが、古代の先遣者だ。このスーパー狂信者は、酒場の有力者に渡りをつけ、融通を利かせることを得意としてるんだ。卑小なる定命の者がパーティ会場への一般参加者の列に並ぶのを横目に、古代の先遣者は、旧神たちが相応しいVIP(*2)待遇を受けられるように取り計らうのさ。